アクション

『高一事変Ⅱ』松岡圭祐 あらすじと感想|こんな音楽女教師・・僕の学校にもいましたw

ケイチャン(サカキ ケイ)

【2026年111冊目】

今回ご紹介する一冊は、

松岡圭祐 著

『高一事変Ⅱ』です。

この小説はこんな人にオススメ

『高校事変』シリーズのファン、緊迫感あるサスペンスが好きな人

あらすじと感想

JKバイオレンスアクション!!

高校1年生になった優莉結衣(ゆうり ゆい)は
平等で差別のない校風を謳う菊良(きくら)高校へ転入するが
・・この学校は何かおかしい??
スクールクラッシャー結衣の破天荒な活躍を描く物語です

こんな高校偏差値の上げ方は、嫌だッ!

高校事変シリーズのスピンオフ前日譚
『反故師(ほごし)扁』2作め

最悪のテロリスト優莉匡太(ゆうり きょうた)の
次女として生まれたがゆえに、常に危険視され、疎まれ
たらい回しにされている優莉結衣ちゃん
今回は南房総にある小さな町の高校に転入します

福祉に力を入れている菊良町の高校では、なんと
結衣は差別されなかった!
まるでそこにいるのが当然のようなクラスメイトの態度に
結衣は安堵するのではなく逆に違和感を覚えるのだ

わたしは優莉結衣なんだよ!?

結衣の勘は間違っていなかった
福祉の町にはウラのカオがあったのだ
そこには驚くべき菊良高校の偏差値アップ作戦の秘密と
福祉を金儲けの方法とする倫理観無視の手段があるのだ

「井の中の蛙を、踏み潰せ!」

ご立派なパイプオルガンがある菊良高校
その偏差値アップ作戦とは、成績の良くない生徒を
教師が率先してハブり、自主的に退学させるとゆー
胸くそ悪いトンデモ作戦でした

腐ったミカンは、捨てるべし!

さらに退学した生徒を覚せい剤におぼれさせ
菊良町にある更生施設に入院させているのだ
結果、菊良高校の偏差値は上がり、菊良町は補助金で潤う
これぞ弱者を搾取する2段活用法なのだw

イヤイヤ、許しておけないよ!

今回の黒幕は元保護司の経子(けいこ)さん
社会福祉法人を運営し更生施設を経営する
町の名士のウラのカオが、恐ろしい!
経子の仮面がはがれる場面が本作のクライマックスとなっています

音大卒の経子に対して、結衣がその本性を喝破するシーンがあります
結衣が『音楽教師のあるある』を述べるんですが・・
音大卒とゆー謎のプライド、自分だけが正しいとゆー謎の正義感と
ああこんな音楽教師が僕の中学にもいたなあと、妙に納得しちゃいましたw

さて派手なアクションが本作のウリですが
今作も情け容赦ないバイオレンスな展開が
息継ぎする間もなく怒涛の勢いで続きます
もうハラハラドキドキなんだ!

仮面を被った名士どもを
叩き潰せ!
いじめ調査や福祉制度の闇も暴き出す

JKスーパーバイオレンスアクションを堪能しましたw

次巻も楽しみで待ち切れません

作品紹介(出版社より)

優莉結衣の過去が明かされる大人気「高校事変」シリーズ前日譚!

入学したばかりの高校を去ることになってしまった、15歳の優莉結衣は、千葉県の南房総に位置する菊良高校へ編入することになる。
福祉に力を入れている菊良町は、結衣の受け入れに対して積極的な姿勢を示していた。
物腰が柔らかく、結衣に対しても偏見の目をもたない菊良高校の同級生たちに違和感を覚えた結衣は学校への警戒心を募らせる――。
青春バイオレンス文学ベストセラーシリーズ「高校事変」前日譚、待望の続編!

作品データ

タイトル:『高一事変 II』
著者:松岡圭祐
出版社:KADOKAWA
発売日:2026/7/24

作家紹介

松岡 圭祐(まつおか・けいすけ)

1968年12月3日、愛知県生まれ。
1997年『催眠』で小説家としてデビュー、ミリオンセラーに。
「催眠」「千里眼」「万能鑑定士Q」の三大シリーズをコンスタントに発表し続け、いずれも大ヒットを記録。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。
2014年「万能鑑定士Q」シリーズでBOOK☆WALKER文芸賞を受賞。
2019年、『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』が全米で翻訳出版される。近著に『探偵の探偵』『水鏡推理』『ジェームズ・ボンドは来ない』『黄砂の籠城』『ヒトラーの試写室』「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなどがある。

松岡 圭祐の作品紹介

■高校事変シリーズ
■ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論シリーズ
■グアムの探偵シリーズ
■探偵の鑑定シリーズ
■水鏡推理シリーズ
■探偵の探偵シリーズ
■特等添乗員αシリーズ
■万能鑑定士Qシリーズ
■新・千里眼シリーズ
■蒼い瞳とニュアージュリーズ
■マジシャンシリーズ
■千里眼シリーズ
■催眠シリーズ

『水の通う回路 完全版 上(2009/9/20)
『被疑者04の神託 煙 完全版(2009/8/22)
『ミッキーマウスの憂鬱(2008/8/28)
『天使の守護のアリエッタ(2006/8/1)
『霊柩車No.4(2006/10/25)
『人造人間キカイダー The Novel(2013/7/25)
『ジェームズ・ボンドは来ない』(2015/11/25)
『黄砂の籠城 上』(2017/4/14)
『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』(2017/6/15)
『八月十五日に吹く風』(2017/8/9)
『生きている理由』(2017/10/13)
『ヒトラーの試写室』(2017/12/21)
『黄砂の進撃』(2018/3/15)
『義和団の乱 黄砂の籠城・進撃 総集編 』(2018/3/17)
『瑕疵借り』(2018/5/15)
『出身成分』(2022/1/21)
『ミッキーマウスの憂鬱ふたたび』(2021/9/29)
『アルセーヌ・ルパン対明智小五郎 黄金仮面の真実』(2021/11/20)
『JK』(2022/5/24)
『JK II』(2022/09/21)
『優莉凛香 高校事変 劃篇 』(2022/10/24)
『探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵』( 2022/11/22)
『優莉結衣 高校事変 劃篇 』(2023/1/24)
『伊桜里 高校事変 劃篇 』(2023/9/22)
『高校事変17』(2023/11/24)
『JKⅢ』2023/12/22
『高校事変18』(2023/11/24)
『高校事変19』(2024/4/25)
『高校事変20』(2024/7/25)
『高校事変21』(2024/8/23)
『高校事変22』2024/9/24
『JK Ⅳ』2024/10/25
『タイガー田中』2024/11/25
『優莉匡太 高校事変 劃篇』2025/1/24
『令和中野学校』2025/4/25  
『高校事変23』2025/9/22
『JK V』2025/11/25 
『令和中野学校Ⅱ 対優莉戦』2025/10/24     
『令和中野学校Ⅲ スパイ防止法』2026/6/16
『高一事変』2026/4/24
『高一事変 II』2026/7/24

ABOUT ME
ケイチャン
ケイチャン
サラリーマン読書家
年間150冊以上の本(主に小説)を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。ミステリー・サスペンス・イヤミス・恋愛小説を中心に、本の感想とおすすめをご紹介しています。「読む本に迷ったとき」の参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を!」一緒に読書を楽しみましょう!!
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