『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』スティーヴン・キング あらすじと感想|世界の裏側を、覗き見たいだろ?


【2026年57冊目】
今回ご紹介する一冊は、
スティーヴン・キング 著
『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』です。
心温まる感動巨編が読みたい
あらすじと感想
老人と少年を描く「ハリガンさんの電話」
世界の終わりを描く「チャックの数奇な人生」
不思議な怪奇譚の中編2つが納められた泣ける方のキング作品集です

奇妙な話は、お好きですか?
①「ハリガンさんの電話」
片田舎の街に移住してきた大金持ちの老人
ハリガンさんと、母を失った少年の交流が綴られます
やがて亡くなるハリガンの棺に、少年はiPhoneを入れたのだが・・
リビングデッドが勧善懲悪をする、不思議で怖くて、優しい物語です
②「チャックの数奇な人生」
世界が終末を迎える時に現れた謎の広告『ありがとう!チャック!!』
・・彼は何者なのか?
生と死・運命と諦観、そして人生の素晴らしさを踊る、感動の物語です
やはりスティーヴン・キングは面白い!
両作品共にキングの哲学が息づく傑作と言えるでしょう
①「ハリガンさんの電話」では
スマートフォンが世界を変えた上に、冥界と繋がってしまうという
トンデモ設定ですが、スマホ自体が魔法のようなモンですからね~

アメリカのティーンエイジャーの気持ちも興味深く読めました
②「チャックの数奇な人生」では
第1章の世界はチャックの人生だったというメタ世界観となっていますが
人生(世界)の終わりを、悲嘆ではなく感謝と充実で、運命を受け入れており深く感動しました

2作品とも、人との交流にスポットが当てられていて、
1人の人生とはたくさんの人たちで作られているとの
キングからのメッセージを感じました
簡単で理解しやすい人生なんて、ない!
巨匠キングの哲学を感じる、深い味わいのある物語でした
さて本作はイフ・イット・ブリーズという作品集の前半となります
後半の「もし血が流れれば」は『怖い方のキング』だそうです
こちらも気になりますよね!

あなたは、『感動』と『恐怖』と どちらのキングが好きですか?
作品紹介(出版社より)
W映画化原作! 繊細な感動に満ちた傑作2編
感動の声、続々! 忽ち重版!
映画『サンキュー、チャック』原作小説
不思議な謎が解けるとき、
人生のかけがえのなさが
あなたを包む──
〝泣ける方のスティーヴン・キング〟の傑作2編を収録。
近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず……。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。(映画化題名『ハリガン氏の電話』)
世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか? チャックとは何者なのか? 物語は過去へとさかのぼり、若き銀行員チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う……。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた〝切ないキング〟の面目躍如たる「チャックの数奇な人生」。(映画化題名『サンキュー、チャック』)
現代最高のストーリーテラーが人生の〝不思議〟と〝感動〟を描いた中編2編!
作品データ
タイトル:『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』
著者:スティーヴン・キング
出版社:文藝春秋
発売日:2026/4/23
作家紹介
スティーヴン・キング
1947年メイン州生れ。恐怖小説をアクチュアルな現代小説に再生した「モダン・ホラー」の巨匠。
貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、1974年に『キャリー』でデビュー。
好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる。
代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』『ダーク・タワー』シリーズなどがある。
全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。
スティーヴン・キングの作品紹介
『IT』シリーズ
『グリーン・マイル』シリーズ
『ダーク・タワー』シリーズ
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『異能機関』 (上・下)2023/6/26
『ビリー・サマーズ』(上・下)2024/4/8
『フェアリー・テイル』(上)2025/4/25
『フェアリー・テイル』(下)2025/4/25
『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』2026/4/23
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その他多数


