ファンタジー

『パロの暗黒』五代ゆう あらすじと感想|求婚はちゃんと手続き踏んで下さいね

ケイチャン(サカキ ケイ)

【2026年96冊目】

今回ご紹介する一冊は、

五代ゆう 著

『パロの暗黒』です。

この小説はこんな人にオススメ

グイン・サーガの長年のファンの人

あらすじと感想

グイン・サーガ131

著者逝去のため止まっていた物語が動き出す
故・栗本薫さんの意志を継ぐ作家たちが紡ぐ、グインサーガ本編再開です
再びパロが燃え上がる・・

イシュトバーンの悪行が、止まらない

大迷惑だったイシュトバーンのパロ訪問
やっと去ってくれてみんなホッとするのだが、それはちょっと気が早いというもの
・・本物の悪党ってモンを教えてやるよbyイシュトバーン

あらすじ

一旦は立ち去ったイシュトバーンは、すぐにとって返してパロに戻って来た
狙いはパロの女王リンダに夜這いをかけること
・・オイオイ

しかしその企みはパロの宰相ヴァレリアリスによって阻まれる
だが捕縛されたイシュトバーンは正体不明の魔導士カル・ハンにより奪取され、再びパロの雑踏に消えてしまう

イシュトバーン捜索のため、騎士リギアとパロの王子アル・ディーンは踊り子と吟遊詩人に変装し情報を収集する
やがて1軒の宿屋に辿りついた2人は、異形の姿に変えられたイシュトバーンの部下と交戦する

魔導士カル・ハンが作り出した竜頭の戦士により、パロは再び戦火に包まれる
落城間近のクリスタル宮殿でリンダ女王は、死んだはずの夫・クリスタル公アルド・ナリスと再会するのだ

「求婚はちゃんと手続き踏んで下さいね」

イシュトバーンのムチャクチャな『夜這い』からスタート
・・リンダっ娘(こ)は俺を待ってるに違いない、とゆー、あきれ果てた思い込みに、ドン引きです

ギャグ回か?踊り子&吟遊詩人!?

ムチャクチャなのはイシュトバーンだけではない
捜索にかこつけて、あらわな薄絹を纏い踊るリギアと、キタラを弾き歌う吟遊詩人マリウスことアル・ディーンは、もうノリノリです、絶対趣味だ、楽しみまくっている!

最後はまさかの『あの人』アルド・ナリスが不気味に復活し、大混乱の幕切れとなります

夜這いから始まり、大混乱で終わる、シリーズ再開の第131巻
復活を遂げた『あの人』の目的も気になる、スペクタクルなヒロイックファンタジーでした

またグインと仲間たちと過ごせるのが嬉しいな

作品紹介(出版社より)

グイン・サーガ正篇続篇、ついに刊行開始! 栗本薫先生の遺志を受け継ぎ、宿命の螺旋は次なる巡りを開始する──
聖女王リンダをめぐって暗躍する、殺戮王イシュトヴァーンが、パロに恐るべき喧騒を巻き起こす。イシュトヴァーンは、女王リンダへの求婚をいったんあきらめ、フロリーを追ってヤガへと軍を進める。しかしそれは見せかけで、魔道師による追跡の目をあざむいてパロへ戻り、身分を隠してクリスタルへ侵入するのだった。しかしヴァレリウスは対抗手段を講じていた。世界最大最高のファンタジイ・ロマン、満を持してここに再開幕

作品データ

タイトル:『パロの暗黒』
著者:五代ゆう
出版社:早川書房
発売日:2013/11/8

作家紹介

五代ゆう(ごだい・ゆう)

1970年奈良県生まれ。1991年に『はじまりの骨の物語』で第4回ファンタジア長編小説大賞を受賞しデビュー。
本格ファンタジイ作品の書き手として知られる一方、近年ではホラー、SFなど活躍の場を広げている

五代ゆうの作品紹介

クォンタムデビルサーガ シリーズ
グイン・サーガ シリーズ
 『パロの暗黒』2013/11/8

…他多数

ABOUT ME
ケイチャン
ケイチャン
サラリーマン読書家
年間150冊以上の本(主に小説)を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。ミステリー・サスペンス・イヤミス・恋愛小説を中心に、本の感想とおすすめをご紹介しています。「読む本に迷ったとき」の参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を!」一緒に読書を楽しみましょう!!
記事URLをコピーしました