『令和中野学校Ⅲ スパイ防止法』松岡圭祐 あらすじと感想|この組織はおかしいよね


【2026年84冊目】
今回ご紹介する一冊は、
松岡圭祐 著
『令和中野学校Ⅲ スパイ防止法』です。
スパイや情報戦が好きな人
あらすじと感想
行方不明のコンテナの中身は、核兵器製造工場!?
暗躍する某国のスパイと戦う、若き諜工員候補生たちの物語です
敵にして最悪なのは、上司?
スパイ小説の金字塔007シリーズの系譜を継ぎ、アクション小説の高校事変シリーズの系譜に連なる、スパイ&アクション、シリーズ3作目です
さて今回のミッションは?
新潟港で陸揚げされたコンテナが行方不明となる、どうやら中身はプルトニウム精製工場の部品らしい諜工員候補生である燈田華南(とうだ かな)は、先輩たちと共にベテラン公安諜工員の磐附(いわふ)の指揮の元で調査に当たるのだが・・
この任務は正しいのだろうか?
作戦内容を信用しきれない華南たちはことあるごとに、磐附ら指揮官たちと対立するのだ
そんななか華南は身に覚えのない行為で拘束されそうになるが、仲間の機転で逃亡することに成功する
さあ公安に追われることになった華南たちは、日本を転覆させるこの巨大な陰謀を暴き、危機を未然に防ぐことが出来るのだろうか?
前作で尊敬する先輩を裏切者の上司に殺された華南は、国家も組織も信用していません
今回の上司である磐附は、敵か味方か?どちらなのだろうか・・
裏切り者は誰だ?という緊張感が本作全体を覆っています
裏切られても任務は遂行するんだ!
濡れ衣を着せられて逃亡者となった華南たち諜工員候補生は、しかしそれでもプルトニウム精製工場の調査を止めない
仲間を救うため、国家を危機から守るために、傷だらけでも戦う

立ち止まることなく走り続ける姿がまさに、青春です!
頼れる仲間たちがいるんだ!
個性豊かな諜工員候補生たちが協力して、危機を乗り越える姿が本作の魅力の1つです
仲間を信じて庇い合い戦うようすに、ハラハラドキドキと、手に汗握ってしまう
組織に盲目的にならず、自分で考えることを、諦めない姿こそ、今に生きる僕らに求められることじゃないでしょうか?
現代の世界情勢を背景に描く、今読むべき新しいスパイ小説でした

立ち止まることなく走り続ける姿がまさに、青春です!

あなたには信頼出来る仲間がいますか?
作品紹介(出版社より)
本格青春スパイ小説に舵を切った、第3弾!
日本を滅ぼす工作員は誰だ!
公安の諜工員候補生である燈田華南(とうだ・かな)が、先輩の東雲陽翔(しののめ・はると)と納堂暮亜(のうどう・くれあ)と共に就いた任務は、新潟で陸揚げされたコンテナ12本分の特殊建築用素材の行方を追うこと。
税関を問題なく通過したものの、公安で精査した結果、その資材で兵器用レベルのプルトニウム精製工場が建てられると判明したのだ。
物流業者のシステムでは配送完了となっているが、現在は所在不明。
不審な企みが進行する中、華南たちは真相を突き止められるのか――本格青春スパイ小説。
作品データ
タイトル:『令和中野学校Ⅲ スパイ防止法』
著者:松岡圭祐
出版社:KADOKAWA
発売日:2026/6/16
前作はこちら↓
タイトル:『令和中野学校Ⅱ 対優莉戦』
著者:松岡圭祐
出版社:KADOKAWA
発売日:2025/10/24
作家紹介
松岡 圭祐(まつおか・けいすけ)
1968年12月3日、愛知県生まれ。
1997年『催眠』で小説家としてデビュー、ミリオンセラーに。
「催眠」「千里眼」「万能鑑定士Q」の三大シリーズをコンスタントに発表し続け、いずれも大ヒットを記録。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。
2014年「万能鑑定士Q」シリーズでBOOK☆WALKER文芸賞を受賞。
2019年、『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』が全米で翻訳出版される。近著に『探偵の探偵』『水鏡推理』『ジェームズ・ボンドは来ない』『黄砂の籠城』『ヒトラーの試写室』「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなどがある。
松岡 圭祐の作品紹介
■高校事変シリーズ
■ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論シリーズ
■グアムの探偵シリーズ
■探偵の鑑定シリーズ
■水鏡推理シリーズ
■探偵の探偵シリーズ
■特等添乗員αシリーズ
■万能鑑定士Qシリーズ
■新・千里眼シリーズ
■蒼い瞳とニュアージュリーズ
■マジシャンシリーズ
■千里眼シリーズ
■催眠シリーズ
『水の通う回路 完全版 上(2009/9/20)
『被疑者04の神託 煙 完全版(2009/8/22)
『ミッキーマウスの憂鬱(2008/8/28)
『天使の守護のアリエッタ(2006/8/1)
『霊柩車No.4(2006/10/25)
『人造人間キカイダー The Novel(2013/7/25)
『ジェームズ・ボンドは来ない』(2015/11/25)
『黄砂の籠城 上』(2017/4/14)
『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』(2017/6/15)
『八月十五日に吹く風』(2017/8/9)
『生きている理由』(2017/10/13)
『ヒトラーの試写室』(2017/12/21)
『黄砂の進撃』(2018/3/15)
『義和団の乱 黄砂の籠城・進撃 総集編 』(2018/3/17)
『瑕疵借り』(2018/5/15)
『出身成分』(2022/1/21)
『ミッキーマウスの憂鬱ふたたび』(2021/9/29)
『アルセーヌ・ルパン対明智小五郎 黄金仮面の真実』(2021/11/20)
『JK』(2022/5/24)
『JK II』(2022/09/21)
『優莉凛香 高校事変 劃篇 』(2022/10/24)
『探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵』( 2022/11/22)
『優莉結衣 高校事変 劃篇 』(2023/1/24)
『伊桜里 高校事変 劃篇 』(2023/9/22)
『高校事変17』(2023/11/24)
『JKⅢ』2023/12/22
『高校事変18』(2023/11/24)
『高校事変19』(2024/4/25)
『高校事変20』(2024/7/25)
『高校事変21』(2024/8/23)
『高校事変22』2024/9/24
『JK Ⅳ』2024/10/25
『タイガー田中』2024/11/25
『優莉匡太 高校事変 劃篇』2025/1/24
『令和中野学校』2025/4/25
『高校事変23』2025/9/22
『JK V』2025/11/25
『令和中野学校Ⅱ 対優莉戦』2025/10/24
『令和中野学校Ⅲ スパイ防止法』2026/6/16


