『家康と七人の忍び』佐藤賢一 あらすじと感想|忍術はやり過ぎなぐらいが、ちょうどいいww


【2026年74冊目】
今回ご紹介する一冊は、
佐藤賢一 著
『家康と七人の忍び』です。
あらすじと感想
徳川家康の最大のピンチ『伊賀越え』には、ニンジャの活躍があった!?
本能寺の変を大胆に新解釈する、佐藤賢一版『伊賀忍法帖』です
地を駆け水を泳ぎ空を飛ぶ、忍者たちww
わしは殺されるのかもしれぬ・・
織田信長に呼ばれ、ビクビクと安土城に向かう『三河様』こと
徳川家康とその家臣たちからスタート
・・いえいえ忍者たちも、付き従っているよ!
生き馬の目を抜く戦国時代は情報戦が生死を分ける
徳川家康に従う『伊賀者』服部平太夫(へいだゆう)は、いわゆるニンジャマスターなのだ
そして部下の忍者たちは、尋常じゃない特技を駆使する、もはや超人なんだ!
そして、遂に『本能寺の変』の時を迎える
僅かな供たちと京都に取り残された徳川家康
周りは敵だらけ、孤立無援の状態での大脱出劇が始まるのだが・・
この事変を裏で糸引く、黒幕は誰だ?
忍術合戦と言えば山田風太郎の『甲賀忍法帖』が有名ですね
もはや人間を越え妖怪とも思えるトンデモ忍術のオンパレードに、それはやり過ぎでしょう!とツッコミながらも、夢中になって読んでしまいます
本作は『甲賀忍法帖』ほどではありませんが、まーまーハチャメチャな忍術が登場します

これが楽しいww
徳川家康の警護だけでは、ものたりない!

↑え?
笑城を落とし、戦艦を沈める大活劇に、メチャクチャじゃん!と、嬉しくなっちゃいました
新解釈、本能寺の変の真実とは?
さて徳川家康の逃亡劇とともに気になるのが、裏で糸を引く人物のこと
いったい誰の謀略かと思っていたら、案の定とでも言うべき、今の話題の方が出てきて

おー!そうなのか!と、納得してしまった
さて誰でしょうか?
緊迫の脱出劇のなか繰り広げられる、ハチャメチャ忍術合戦が楽しく
本能寺の変のミステリーも取り入れた、軽快なエンタメ時代小説でした

あなたの推しの忍者は誰ですか?
作品紹介(出版社より)
信長、本能寺に死す。突如として明智光秀に追われる身となった天下人の盟友を襲う数々の危難――。家康と伊賀者たちの逃避行の謎に迫る、血湧き肉躍る歴史アクション!
作品データ
タイトル:『家康と七人の忍び』
著者:佐藤賢一
出版社:中央公論新社
発売日:2026/5/8
作家紹介
佐藤賢一(さとう・けんいち)
1968年、山形県鶴岡市生れ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。
1993年、『ジャガーになった男』で、小説すばる新人賞を受賞。
1999年、『王妃の離婚』で直木賞を受賞。
2014年、『小説フランス革命』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
2020年、『ナポレオン』全三巻で、司馬遼太郎賞を受賞する。
『傭兵ピエール』『双頭の鷲』『二人のガスコン』『オクシタニア』『カポネ』『女信長』『新徴組』『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』『ハンニバル戦争』『ファイト』『遺訓』など、多数の著書がある。
佐藤賢一の作品紹介
『ジャガーになった男』 1994/01/20
『傭兵ピエール』 1996/02/01
『赤目―ジャックリーの乱』 1998/03/01
『双頭の鷲』 1999/01/01
『王妃の離婚』 1999/02/26
『カエサルを撃て』 1999/09/01
『カルチェ・ラタン』 2000/05/02
『二人のガスコン〈上・中・下〉』
『オクシタニア』 2003/07/04
『黒い悪魔』 2003/08/08
『ジャンヌ・ダルク、またはロメ』 2004/02/26
『剣闘士スパルタクス』 2004/05/01
『藤沢周平 心の風景』2005/09/21
『カポネ』 2005/12/01
『褐色の文豪』 2006/01/27
『女信長』 2006/06/01
『アメリカ第二次南北戦争 2006/08/22
『革命のライオン (小説フランス革命 1) 』2008/11/26
『バスティーユの陥落 (小説フランス革命 2) 2008/11/26
『聖者の戦い (小説フランス革命 3) 2009/03/26
『議会の迷走 (小説フランス革命 4) 』2009/09/25
『象牙色の賢者』 2010/02/12
『王の逃亡 (小説フランス革命 5) 』2010/03/26
『新徴組 』2010/08/01
『フイヤン派の野望 (小説フランス革命 6)』 2010/09/24
『ペリー 』2011/07/29
『小説フランス革命 7 ジロンド派の興亡』 2012/06/26
『小説フランス革命 8 共和政の樹立』 2012/09/26
『黒王妃』 2012/12/07
『小説フランス革命 9 ジャコバン派の独裁』 2012/12/14
『小説フランス革命 10 粛清の嵐』 2013/03/26
『小説フランス革命 11 徳の政治』 2013/06/26
『かの名はポンパドール』 2013/09/11
『小説フランス革命 12 革命の終焉』 2013/09/26
『ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―』 2015/02/26
『ハンニバル戦争』 2016/01/22
『ファイト 2017/05/19
『遺訓』 2017/12/22
『テンプル騎士団』2018/7/13
『学校では教えてくれない世界史の授業』 2018/09/22
『ドゥ・ゴール』2019/04/26
『ナポレオン 1 台頭篇』 2019/08/05
『ナポレオン 2 野望篇』 2019/09/05
『ナポレオン 3 転落篇』 2019/10/04
『日蓮』 2021/02/16
『最終飛行』 2021/05/27
『よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる』 2021/06/25
『日蓮』2021/2/16
『チャンバラ』 2023/05/24
『王の綽名』 2023/11/10
『家康と七人の忍び』2026/5/8


