【感想】『クスノキの番人』東野圭吾|一瞬の人生をどう生きるか|2020年オススメ本10選

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東野圭吾『クスノキの番人』

ケイチャン

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2020年ケイチャンオススメ10選!
東野圭吾『クスノキの番人』

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【感想】 「一瞬の人生をどう生きるか」

父を知らない愛人の子として生まれ、将来の展望もなく、やさぐれていた玲斗。

神秘の大木『クスノキの番人』として、成長する物語です

「一瞬の人生をどう生きるか」

作品紹介(出版社より)

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。

その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。

不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。

同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。
依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。

依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと――それはクスノキの番人です」と。

『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。長編書き下ろし。

作品データ

タイトル:『クスノキの番人』
著:東野圭吾
出版社:実業之日本社
発売日:2020/3/17

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