【本の感想】『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 下』レベッカ・ヤロス|この恋を信じるのみ!

【2025年80冊目】
今回ご紹介する一冊は、
レベッカ・ヤロス 著
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 下』です。
【本の感想】「この恋を信じるのみ!」
バスギアス軍事大学の騎竜科候補生
ヴァイオレット・ソレンゲイルの過酷な運命を描く
恋と戦いの物語です
上巻で相棒となる竜
タールンとアンダーナと
絆を結んだヴァイオレット
前代未聞の2竜取りです
竜に乗れることになって
行動範囲も広がり
読者にとってまだ謎の多い
ナヴァール王国の各地を訪れます
隠されていた事実
知らされてない真実
それが受け入れ難いものであった時
ヴァイオレットは、何を信じるのか?
下巻ではナヴァール王国の
隠されてきた真実が
じょじょに明らかになってゆく
世界が自分の信じていたものと
違っていることに驚きます
姉から絶対に近づくなと言われた男
母を恨む男
そして兄の仇
不俱戴天の仇敵とも言うべき
ゼイデンにです
そう誓った、男に
恋い焦がれ、惹かれ
求めるヴァイオレットの姿に
もだえてしまいます

濃厚なラブシーンに、もう僕はハアハアです←キモいって笑
しかしこの恋の障害はハンパない
過酷なゼイデンの運命を知り
悩みながら決断するヴァイオレット
・・私は彼と運命を共にする!
過酷な運命だからこそ
燃え上がる恋の炎

雷鳴轟く嵐のようなロマンス&ファンタジーでした
さらにラストページでは
予想外の人物が登場して
これはもうどうなるのッ!?
とゆーところで幕引きとなります

次巻が待ちきれませんね
作品紹介(出版社より)
2025年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位
灼けつくような、恋と死を――
“ロマンタジー”ついに日本上陸!バスギアス軍事大学の第四騎竜団の候補生たちのなかで、ヴァイオレットは持ち前の頭脳と敏捷さを武器に、危険な戦いを続けていた。だがどんなに能力がある候補生も、竜に選ばれなければ騎手にはなれない。ましてや、小柄で華奢なヴァイオレットは、竜と絆を結ぶことができるのか……? その試煉の日まで生きのびた彼女を、思いがけない結果が待ち構えていた! そんななか、第四騎竜団の団長ゼイデンに、ヴァイオレットは強く惹かれていく。何重にも絡みあった因縁の宿敵である彼に――Amazon MGM Studiosで映像化進行中! 〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラーリストに1年以上ランクインを続け、42カ国で翻訳が決定した、大人気ロマンティック・エンターテインメント。
作品データ
タイトル:『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 下』
著者:レベッカ・ヤロス
出版社:早川書房
発売日:2024/9/4
作家紹介
レベッカ・ヤロス
現代ものロマンスなどで15 作以上の著作があるアメリカの作家。アメリカ・コロラド州に暮らす。
2023年に初のファンタジー作品として「フォース・ウイング」を発表、続篇Iron Flame
とともに、世界的なベストセラーとなる。
レベッカ・ヤロスの作品
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 上』2024/9/4
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 下』2024/9/4
『フォース・ウイング2 鉄炎の竜たち 上』2025/4/23
『フォース・ウイング2 鉄炎の竜たち 下』2025/4/23

