ケイチャン
【2024年110冊目】
今回ご紹介する一冊は、
一穂ミチ 著
『うたかたモザイク』です。
もくじ
【感想】「恋の力で私を狂わせて・・」
いろんな形の愛を集めた
13の物語
ケイチャン
『世界BL化計画』って
気になりませんか?笑
ショートショートほどの短い
13の短編が納められています
ケイチャン
短くともキレと勢いのある作品ばかりで
タイトルの泡沫(うたかた)というよりは
しゅわしゅわっと弾ける
炭酸のようでした
いくつかの作品を紹介します
③Droppin`Drops
同級生は推しのアイドル?
僕好みの、百合+アイドルのお話で
始終ニヤニヤして読んでしまったw
⑨Still love me?
純愛BL
おっさんの僕の心をも揺らす
せつないBLストーリー
⑩BL
初恋をこじらせた天才の
『世界BL化計画』という
スケールのデカいトンデモ作品です
愛の前では天才も狂うんですね
さまざまな愛を描く短編集
純愛、惰性の愛、同性愛
自分ではあり得ない愛
あり得たかもしれない愛
どうして恋に落ちて
愛に狂ってしまうのか?
愛ゆえにはみ出してしまう
主人公たちに感情移入してしまう
ケイチャン
サクマのドロップ缶みたい・・
がしゃがしゃとドロップ缶を
ひっくり返して出てくるのは
どんな味の飴なのか?
ひょっとしたら僕たちも
実はドロップ缶のようなもので
神様的な誰かが、がしゃがしゃして
飴的な何かを出して楽しんでいるのかも?w
ケイチャン
あなたの出す愛の飴は
何味ですか?
(僕はたぶん、メロン味w)
作品紹介(出版社より)
『スモールワールズ』『光のとこにいてね』で話題の著者、一穂ミチのきらめきの欠片を集めた作品集。病める時も健やかなる時もーー。あなたの気持ちにぴったり寄り添ってくれる13の物語。甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、味わい深いあなただけの人生がここにある。書き下ろしショートストーリー「透子」も収録。
作品データ
タイトル:『うたかたモザイク』
著者:一穂ミチ
出版社:講談社
発売日:2023/3/29
作家紹介
一穂 ミチ(いちほ・みち)
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。
劇場版アニメ化もされ話題の『イエスかノーか半分か』など著作多数。
『スモールワールズ』(講談社)が、第165回直木賞候補、第12回山田風太郎賞候補となり注目を集める。同作収録の短編「ピクニック」は第74回日本推理作家協会賞短編部門候補となる。
一穂ミチの作品紹介
『雪よ林檎の香のごとく 林檎甘いか酸っぱいか』(2008/7/10)
『スモールワールズ』(2021/4/22)
『パラソルでパラシュート』(2021/11/26)
『砂嵐に星屑』(2022/2/9)
『光のとこにいてね』 2022/11/07
『うたかたモザイク』 2023/03/29
『ツミデミック』2023/11/22