【感想】『星を編む』凪良ゆう|間違った人生をまっとうする美しさ

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星を編む|凪良ゆう

ケイチャン

ケイチャン

【2024年23冊目】
今回ご紹介する一冊は、

凪良ゆう 著

『星を編む』です。

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【感想】「間違った人生をまっとうする美しさ」

恋愛小説

2023年本屋大賞受賞作の
傑作『汝、星のごとく』の
サイドストーリーと
その後が描かれる
完璧なる続編です

こういう物語を僕は読みたかったんだ

第1話『春に跳ぶ』で語られる
北原先生の前日譚にびっくり!
のっけから後頭部をバットで
殴られるような衝撃のスタートでした

すごいよ、凪良ゆう・・
こんな凄まじい人間関係を
思いつくなんて
天才かよ!

第2話『星を編む』では
櫂の小説を発刊するために
奔走する2人の編集者の
姿が描かれます
まさに執念です!

そして最後の第3話『波を渡る』は
またしても北原先生に
びっくりさせられます
え~、マジかよ?と
ここで前作を読み返す人が
続出したと思います

「間違った人生をまっとうする美しさ」

せつない・・
せつなさの波が
繰り返し寄せるような
ストーリー展開が、せつない

そして
自分に正しくあろうとした結果
人生を間違えまくる登場人物たちが
いとおしい

また
前作をまるごと伏線にした
ような構成に驚きました
これはヤられたなあと
作者に感服です

前作を超える傑作と言えるでしょう

いとおしい登場人物たちが織りなす
せつなく胸に迫る物語でした

夜空の花火と
海の波に愛された
暁海の人生は
幸せだったに違いありません

作品紹介(出版社より)

☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

作品データ

タイトル:『星を編む』
著者:凪良ゆう
出版社:講談社
発売日:2023/11/8

タイトル:『汝、星のごとく』
著者:凪良ゆう
出版社:講談社
発売日:2022/8/4

作家紹介

凪良ゆう(なぎら・ゆう)

滋賀県生まれ。2006年にBL作品にてデビューし、代表作に「美しい彼」シリーズなど作品多数。2017年非BL作品である『神さまのビオトープ』を刊行し高い支持を得る。
2019年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。
2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。近作の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネートとなる。

凪良ゆうの作品紹介

『花嫁はマリッジブルー』(2007年11月)
『恋愛犯 – LOVE HOLIC』(2008年5月)
『花嫁は今夜もブルー』(2008年9月)
『初恋姫』(2009年2月)
『未完成』(2009年4月)
『夜明けには優しいキスを』(2009年7月)
『全ての恋は病から』(2010年3月)
『落花流水』(2010年5月)
『散る散る、満ちる』(2010年7月)
『叶わない、恋をしている』(2010年12月)
『もったいない!』(2011年1月)
『真夜中クロニクル』(2011年4月)
『積木の恋』(2011年10月)
『恋愛前夜』(2011年11月)
『まばたきを三回』(2012年5月)
『天涯行き』(2012年6月)
『お菓子の家– un petit nid』(2012年9月)
『恋をするということ』(2012年12月)
『きみが好きだった』(2013年2月)
『あいのはなし』(2013年9月)
『雨降りvega』(2013年12月)
『おやすみなさい、また明日』(2014年1月)
『求愛前夜– 恋愛前夜2』(2014年4月)
『365+1』(2014年7月)
『それはおまえが童貞だからです』(2014年10月)
『愛しのいばら姫』(2014年12月)
『美しい彼』(2014年12月)
『ショートケーキの苺にはさわらないで』(2015年2月)
『ここで待ってる』(2015年7月)
『累る– kasaneru』(2015年10月)
『ニアリーイコール』(2015年10月)
『初恋の嵐』(2015年11月)
『愛しのニコール』(2016年4月)
『薔薇色じゃない』(2016年6月)
『憎らしい彼– 美しい彼2』(2016年12月)
『闇を呼ぶ声– 周と西門』(2017年1月)
『神さまのビオトープ』(2017年4月)
『天水桃綺譚』(2017年5月)
『2119 9 29(2017年7月)
『セキュリティ・ブランケット 上』(2017年12月)
『セキュリティ・ブランケット 下』(2018年1月)
『すみれ荘ファミリア』(2018年7月)
『満願成就– 周と西門』(2018年9月)
『悩ましい彼– 美しい彼3』(2019年7月)
『流浪の月』(2019年8月)
『わたしの美しい庭』(2019年12月)
滅びの前のシャングリラ』(2020年10月)
『interlude 美しい彼番外編集』(2021年9月)
汝、星のごとく』(2022年8月)
星を編む』2023/11/8

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