【感想】『あなたが誰かを殺した』東野圭吾|正装を着た、獣(けだもの)たち

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『あなたが誰かを殺した』東野圭吾

ケイチャン

ケイチャン

【2024年16冊目】

今回ご紹介する一冊は、

東野圭吾 著

『あなたが誰かを殺した』です。

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【感想】「正装を着た、獣(けだもの)たち」

本格ミステリー

裕福な紳士淑女が住まう別荘地で
連続殺人事件が起こる
遺族が集う検証会で司会をするのは
あの、加賀恭一郎だった

今度の加賀恭一郎は、名探偵?笑

別荘族が集まり催す
豪華なバーベキューパーティー
しかしその夜、惨劇は起こり
5人の男女が殺害される

まもなく犯人は捕まるのだが
どうもようすがおかしい
本当にコイツが1人でやったのか?
何か裏の理由があるんじゃないか?

腑に落ちない遺族が行ったのは
事件の検証会でした
関係者一同が揃ったなかで
司会進行役を務めるのは
あの、加賀恭一郎でした

「正装を着た、獣(けだもの)たち」

企業グループのオーナー
病院経営者
裕福な未亡人
などなど

事件前のお金持ちたちの姿は
余裕があって優雅な貴族のよう
ピカピカしたようすですが
いっぽうでマウント合戦があり
不穏な空気もあります

そして事件後の検証会

加賀恭一郎が推理を進めるうちに
浮かび上がってくる新事実に
お金持ちたちの余裕はなくなってくる
そして現れるのが獣の本性でした

理知的な紳士淑女の仮面が
はがれ落ちてゆく過程に
ハラハラドキドキします
お金持ちだからといって
立派な人格者とは限らない

そしてあらわになるのが
ドロドロとした
愛欲の罪でした、惨劇の夜は
その罰だったのでしょうか?

ひとつひとつ検証していけば
浮き上がる真犯人
あなたはこの謎(ミステリー)が
わかりましたか?

作品紹介(出版社より)

★★★ミステリ、ど真ん中。★★★
最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。

作品データ

タイトル:『あなたが誰かを殺した』
著者:東野圭吾
出版社:講談社
発売日:2023/9/21

作家紹介

東野 圭吾(ひがしの・けいご)

1958年大阪府生まれ。
1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。
1999年『秘密』で、第52回日本推理作家協会賞を受賞。
2006年には『容疑者Xの献身』で、第134回直木賞を受賞した。
他著に、『超・殺人事件』『白夜行』『手紙』『赤い指』など多数。

東野 圭吾の作品紹介

『放課後』
『秘密』
『容疑者Xの献身』
『超・殺人事件』
『白夜行』
『手紙』
『赤い指』
『魔力の胎動』 2018/3/23
『沈黙のパレード』2018/10/11
クスノキの番人』2020/3/17
『白鳥とコウモリ』2021/4/7
透明な螺旋』2021/9/3
マスカレード・ゲーム』2022/4/20
魔女と過ごした七日間』2023/3/17
あなたが誰かを殺した』2023/9/21

…他多数

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