【感想】『透明な螺旋』東野圭吾|嘘を守る、優しさ

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東野圭吾『透明な螺旋』

ケイチャン

ケイチャン

今回ご紹介する一冊は、

東野圭吾 著
『透明な螺旋』です。

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【感想】「嘘を守る、優しさ」

ガリレオシリーズ10作め

失踪した女性を捜索するうちに浮上した名は
帝都大学 湯川教授

事情聴取する草薙と薫は確信した

「湯川、何を隠している!?」

真実だけが正しいとは限らない
虚構も生きる上で大切なファクターであることを
本読みの皆さんは同意してくれるでしょう

「嘘を守る、優しさ」

きっちり作りこみ
しっとり心振るわす
東野節は健在です

作品紹介(出版社より)

シリーズ第十弾。最新長編。
今、明かされる「ガリレオの真実」。

房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。

「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。

作品データ

タイトル:『透明な螺旋』
著者:東野圭吾
出版社:文藝春秋
発売日:2021/9/3

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