ケイチャン
今回ご紹介する一冊は、
横関大 著
『ゴースト・ポリス・ストーリー』です。
もくじ
【感想】「まさかの犯人にご期待ください」
刑事の日樹(はるき)には同居する妹がいる
小さい頃から可愛がり
大きく美しく成長した
「血のつながらない妹」が
しかし訪れる突然の死
ゴーストとなった日樹は
刑事となった妹の聖奈と
自らを殺した犯人を捜す!
イキナリ主人公が死んじゃいますが
しんみりな様子はほどほど
コミカルな展開で
楽しく読めます
作品紹介(出版社より)
妹への叶わぬ恋心を抱いたまま、俺はどうやら死んでしまったらしい。
「お兄の仇、私、絶対とるから!」
妹は刑事になり、死んだ俺は内通者の疑いをかけられ、そして「幽霊のセブンルール」に戸惑っていた。渋谷署の刑事・長島日樹は、同じく警察官の妹・聖奈と二人暮らし。
実は血の繋がらない妹に切ない感情を抱く日樹だったが、その思いを断ち切るべく捜査に明け暮れていた。
ある日、帰宅中の夜道で何者かに襲われた直後、ある人物と出会う。
「あのね、幽霊にもルールがあるの。だいたい7つくらい。『幽霊のセブンルール』ね」
その1、無念が晴れたら成仏する
その2、昼間はけっこう疲れる
その3、幽霊に生理現象はない
その4、好きな場所に移動できる
その5、寺と鏡には近づくな(焼肉店も追加予定)。
その6、人間界にも影響を与えることができる(ティッシュペーパーを揺らす程度)。
その7、…………『ルパンの娘』の映画化も決定!大注目!愉快痛快横関大の最新作。
作品データ
タイトル:『ゴースト・ポリス・ストーリー』
著者:横関大
出版社:講談社
発売日:2021/8/25
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