【感想】『リボルバー』原田マハ|まるで艶やかな美術の迷宮を駆け巡るよう!

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原田マハ『リボルバー』

ケイチャン

ケイチャン

今回ご紹介する一冊は、

原田マハ 著
『リボルバー』です。

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【感想】 「まるで艶やかな美術の迷宮を駆け巡るよう!」

美術ミステリー

ゴッホとゴーギャン
生あるうちは認められず
死して巨大に輝く2人の
運命的な邂逅を巡る物語です

絵画作品を描く原田マハの
ドラマティックなストーリー展開は

まるで艶やかな美術の迷宮を駆け巡るよう!

絵画に全てを捧げた魂に
心が震えます

作品紹介(出版社より)

誰が引き金を引いたのか?
「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。

パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。
高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。
それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。

「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか? 」 「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」

ゴッホとゴーギャン。

生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。

作品データ

タイトル:『リボルバー』
著:原田マハ
出版社:幻冬舎
発売日:2021/5/26

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