フィクション

『先生と罪』くわがきあゆ あらすじと感想|マッドティーチャーに気をつけろ!

くわがきあゆ『先生と罪』あらすじと感想
ケイチャン(サカキ ケイ)

【2026年47冊目】

今回ご紹介する一冊は、

真山仁 著

『先生と罪』です。

あらすじと感想

中学教師小説

『助けて、煽られてる!』と言った同僚の女性は
崖から落ちて死んだ・・
死亡した教師に代わって、3年5組の担任となった
女性教師の周りで起こる事件を描く物語です

中学教師って、たいへんだ!

冒頭の交通事故から始まる本作
まず違和感を持つのが、主人公の
如月晴(きさらぎ はる)の態度です
事故を捜査する警察に通話で耳にした
あおり運転のことを言わないのだ

ええっ!なんで?

違和感を持ったまま読み進めると
出るわ出るわ!続出する問題の数々
モンスターペアレント、不登校、
怪文書、ついに晴のロッカーが
火を付けられてボヤ騒ぎとなる

この学校はどうなっているの??

そんな中で始まるのが
1大イベントの夏合宿です
高校受験対策の泊まり込み

勉強会だが何かが起こる予感がしませんか?

「マッドティーチャーに気をつけろ!」

愛くるしい女性教師が表紙となっているが
作者は『レモンと殺人鬼』の、くわがきあゆ
絶対にヤバイ話だ!と
注意して読みましょう(笑)

胃が痛くなる、教師という職業!

晴ちゃんや同僚教師たちの
働きぶりを見て思うのが
中学教師の仕事のキツさです
中小企業ながらホワイト企業で働く
僕には絶対にムリだな

頭が重たくなる、教師の人間関係!

仕事もさることながら
中学教師の人間関係が恐ろしい
夏合宿の夜に語られる
『学校の教師』の内容に
絶望しかありません

まさにマッドティーチャー

さてこの夏合宿の夜は
案の定というか問題続出で
カオス状態となります
極限状態で露わとなるのが
人の本性です

晴ちゃんの本性に、びっくり!

おー!やっぱりこうきましたか~
とでも言うべきカオスな結末に
逆に納得しちゃいました
カオスって素敵だね(笑)

後味の悪さが逆に気持ちイイ
新感覚どんでん返しミステリー

僕はこういうの、大好きです
みなさんはどうですか?

作品紹介(出版社より)

『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作
『レモンと殺人鬼』著者の狂気の学園サスペンス

同僚の教師・岩本結衣からかかってきた「助けて、あおられてる」という死の直前の電話。以来、市立新畑中学校に勤める教師・如月晴の周りで不穏な出来事が起こり始める。嫌がらせの張り紙や、実家の周囲をうろつく男の影。岩本の代わりとして三年五組の担任となった如月は、クラスの問題児を抱えながらも奮闘するが……。

すべての真実は学校の伝統行事である夏の宿泊学習で明らかになる――!

作品データ

タイトル:『先生と罪』
著者:くわがきあゆ
出版社:宝島社
発売日:2026/1/8

作家紹介

くわがき あゆ

1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞。
2021年『焼けた釘』でデビュー。
2022年、本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。

くわがきあゆの作品

『焼けた釘』(2021/10/13)
『初めて会う人』(2022/5/23)
レモンと殺人鬼』(2023/4/6)
『復讐の泥沼』2024/8/5
先生と罪』2026/1/8

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ABOUT ME
ケイチャン
ケイチャン
サラリーマン読書家
年間150冊以上の本(主に小説)を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。食べることが大好きな僕が撮影している「本のある日常風景」と共に、本の紹介と感想のブログをお楽しみください!オススメの本は?この本気になるけど面白い?…など、読む本に迷った方への参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を!」【ケイチャンブックス】よろしくお願いします!一緒に読書を楽しみましょう!!
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