ケイチャン
2020年ケイチャンのオススメ10選!
村山由佳『風よあらしよ』
もくじ
【感想】「熱いのです!伊藤野枝の生き様が‼︎」
女性活動家として
激動する明治大正を駆け
短く波乱万丈な生を散らした
世間の常識に抗い
理不尽な強者に敢然と立ち向かう
作品紹介(出版社より)
明治・大正を駆け抜けた、アナキストで婦人解放運動家の伊藤野枝。生涯で三人の男と〈結婚〉、七人の子を産み、関東大震災後に憲兵隊の甘粕正彦らの手により虐殺される――。その短くも熱情にあふれた人生が、野枝自身、そして二番目の夫でダダイストの辻潤、三番目の夫でかけがえのない同志・大杉栄、野枝を『青鞜』に招き入れた平塚らいてう、四角関係の果てに大杉を刺した神近市子らの眼差しを通して、鮮やかによみがえる。著者渾身の大作。
【第55回吉川英治文学賞受賞】
【本の雑誌が選ぶ2020年度ベスト10第1位】
作品データ
タイトル:『風よあらしよ』
著者:村山由佳
出版社:集英社
発売日:2020/9/25
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