【感想】『邯鄲の島遥かなり 上』貫井徳郎|しばらくこの名もなき島から出られそうにない

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貫井徳郎『邯鄲の島遥かなり 上』

ケイチャン

ケイチャン

今回ご紹介する一冊は、

貫井徳郎 著
『邯鄲の島遥かなり 上』 です。

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【感想】「しばらくこの名もなき島から出られそうにない

圧巻の大河小説!

幕末から語られる
島の庶民の物語

絶世の美貌をもつ男
イチマツとその子孫たち

凡庸ではあるが
ひとりひとり違っていて
また、かけがえのない
そんな一族の群像劇です

上巻では
宿命を受け入れるもの
才を生かすもの
存在意義を探すもの
ジェンダーに戦うもの
夢を追うもの
美貌に振り回されるもの
一念を貫くもの
と、その友人関係者の生きざまが
描かれます

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」
を連想しました

1冊600ページx上中下3巻という
長編小説好きにはたまらないボリュームで

しばらくこの名もなき島から出られそうにない

作品紹介(出版社より)

島に生きた、ある一族の百五十年の営み。渾身の大河小説三千二百枚、開幕! 神生島 にイチマツが帰ってきた。神か仏のような人間離れした美貌の一ノ屋松造に、島の女 たちは例外なく魅入られていく。イチマツの子供には、みな体のどこかに同じ徴が あった。またその子供たちにも――。明治維新から「あの日」の先までを、多彩な十 七の物語が鮮やかに映し出す。三ヵ月連続刊行スタート。

作品データ

タイトル:『邯鄲の島遥かなり・上巻』
著:貫井徳郎
出版社:新潮社
発売日:2021/8/26

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