【感想】『黒牢城』米澤穂信|1手間違えれば、破滅あるのみの極限状態で智勇を振るう男達が熱い!

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米澤穂信『黒牢城』

ケイチャン

ケイチャン

今回ご紹介する一冊は、

米澤穂信 著

『黒牢城』です。

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【感想】「1手間違えれば、破滅あるのみの極限状態で
智勇を振るう男達が熱い!」

戦国推理小説

主人公が戦国武将の荒木村重なので
歴史小説かと思いきや
そこは米澤穂信
ミステリー小説なのです

舞台は摂津の有岡城
時は信長に反旗を翻す籠城戦のさなか
織田軍に包囲され
頼みの綱の毛利の援軍は・・いまだ現れない

そこで起きる難事件
村重が頼るのは、地下牢に捕らえた
軍師・黒田官兵衛

暗く湿った土牢で対話する村重と官兵衛は
「羊たちの沈黙」のクラリスとハンニバル・レクター博士を連想させます

「1手間違えれば、破滅あるのみの極限状態で
智勇を振るう男達が熱い!」

作品紹介(出版社より)

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

・ 第166回直木賞受賞作品
・第12回山田風太郎賞
・ 『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編第1位
・ 週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門第1位
・ 「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇第1位
・ 『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング第1位
・ 「2021年歴史・時代小説ベスト3」(週刊朝日2022年1月14日号)第1位
・ 『この時代小説がすごい! 2022年版』(宝島社)単行本第3位

作品データ

タイトル:『黒牢城』
著者:米澤穂信
出版社:KADOKAWA
発売日:2021/6/2

作家紹介

米澤 穂信(よねざわ・ほのぶ)

1978年岐阜県生まれ。
2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を受賞しデビュー。
2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。
2014年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。同作は、「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」の国内部門ランキングにて1位に輝き、史上初の三冠を達成する。

他著に『ボトルネック』『儚い羊たちの祝宴』『リカーシブル』『さよなら妖精』『犬はどこだ』『インシテミル』『追想五断章』『王とサーカス』『いまさら翼といわれても』などがある。

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