ケイチャン
【映画作品紹介】
今回ご紹介する映画は、
S・S・ラージャマウリ 監督
インド映画『RRR』(アールアールアール)』です。
もくじ
【感想】「灼熱の大地が生んだ、混沌のカレーに痺れちゃう!」
全編がクライマックス!
圧倒的な熱量に、打ち震えよ!!
灼熱のカレー鍋にぶち込まれたような
激アツの映画体験です
インド映画って長いんですよね
上映時間3時間かよ・・
これはおしっこが持たないよね笑
なんて妻と話しながら鑑賞したんですが
しつこい中年の尿意をもぶっ飛ばす
とんでもない映画でしたww
時代は大英帝国統治下のインド
暴虐な英国人総督に
連れ去られた少女を奪還せよ
とまあ
英国の圧政に歯向かう
2人のインド人ヒーローを
描く物語ですが・・
そこはインド映画
歌とダンス、さらに神話の神々の要素
もぶち込んでのカオスな設定で
味が濃すぎるんだ
火の神と水の神が
悪に立ち向かう
単純明快なストーリーで
誰にでも楽しめます
しかし
その裏に隠された
様々な設定を知ると
さらに楽しめるとゆー
奥深さがあります
あれはラーマ王子!
あれはハヌマーンの要素だな、と
まさに後を引く複雑な
カレースパイスのようww
そして歌舞伎の
『見得を切る』ような
ストップモーションがニクイ
ビームが虎さんや鹿さんと
ドドーンと飛び出てくるシーンや
ラーマが4頭立ての馬車で
ババーンと登場するシーンは
ワクワクしちゃいました
さらに熱いダンスシーン
『ナートゥ・ナートゥ』ダンスは
病みつきな中毒性がありますね
帰宅して踊りましたが←え!?笑
満員だった劇場内でも
インド人のようにみんなと
踊りたかったぜ笑笑
大興奮での終劇に
観客席から拍手が起こるほどに
盛り上がった映画でした
自信を持っておススメしたい1作です
是非みなさんもご覧くださいね
作品紹介(公式サイトより)
舞台は1920年、英国植民地時代のインド
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。
大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。
熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは、友情か使命か?
作品データ
タイトル:『RRR』(アールアールアール)
監督:S・S・ラージャマウリ
2022年製作/179分/G/インド
監督紹介
S・S・ラージャマウリ
1973年10月10日、カルナータカ州ライチュール生まれ。父親はテルグ映画界のベテラン脚本家で監督作もあるV.ヴィジャエーンドラ・プラサード。CMの製作、ETV のテレビ・ドラマ演出を経て、01年にNTRJr.主演の“STUDENT NO.1”で監督デビュー。09年の『マガディーラ 勇者転生』はラーム・チャランを主演にVFXやスペクタクル・シーンもふんだんに盛り込み、テルグ語映画史に残るブロックバスターとなって大巨匠ラージャマウリの名を全インドに轟かせた。その後手掛けた2作『あなたがいてこそ』(10)、『マッキー』(12)も大ヒットを記録。そして、2部作『バーフバリ 伝説誕生』(15)、『バーフバリ 王の凱旋』(17)は、合計で世界興収3万7000万ドル(約418億円)をあげ、まさにインド映画史上最大の映画となり、『~伝説誕生』でナショナル・フィルム・アワード最優秀映画賞、フィルムフェア賞最優秀テルグ語映画監督賞、インド国際映画賞最優秀監督賞、南インド国際映画賞最優秀監督賞、CineMAA 最優秀監督賞など数多くの賞に輝き、『~王の凱旋』もサターン賞の最優秀外国語映画賞、ナショナル・フィルム・アワード最高人気映画賞、最優秀アクション監督賞、最優秀特殊効果賞などを受賞した。
S・S・ラージャマウリの作品紹介
『マッキー』2013年10月26日公開
『あなたがいてこそ』2014年7月26日公開
『バーフバリ 伝説誕生』2017年4月8日公開
『バーフバリ 王の凱旋』2017年12月29日公開
『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』2018年6月1日公開
『マガディーラ 勇者転生』2018年8月31日公開
『バーフバリ 伝説誕生<完全版>』 2018年10月26日公開
『RRR』2022年10月21日公開