お仕事

『殺し屋の営業術』野宮有 あらすじと感想|死ぬ気で働きたい!

野宮有『殺し屋の営業術』|ケイチャンブックス
ケイチャン(サカキ ケイ)

【2026年24冊目】
今回ご紹介する一冊は、
野宮有 著
『殺し屋の営業術』です。

この小説はこんな人にオススメ

ハラハラドキドキしたい 、ミステリーが好き

あらすじと感想

第71回江戸川乱歩賞
2026年本屋大賞ノミネート

どれだけ称賛されても虚しいだけ・・
そんな営業マンが心から笑えるのが
殺し屋エージェントのお仕事!?
ハイスピードなダークビジネス物語です

天職に転職しましょww

今月もナンバーワンだけど
心から喜べないんだ・・
営業表彰の場で空笑いするのが
主人公の鳥井(とりい)さんです

完全歩合制の営業職で
年収2,000千万円を稼ぐが
心は満たされない・・
そんな彼に転機が訪れるのだ

殺人現場に営業をかけるとゆー
痛恨のミスをおかす鳥井さん
当然、殺し屋たちに口封じで
殺されるかと思いきや・・

ここが営業テクニックの見せ所だ!

殺され現場が、得意の口八丁で
転職の面接会場に大転換
見事採用で命びろいしたかと思いきや
地獄のノルマが待っているんだ

なんと2週間で2億円

まさにブラック企業のノルマ
しかも未達成は死あるのみ
この絶望的状態で鳥井さんは
・・心から笑うのだ

「死ぬ気で働きたい!」

独自の価値観を持つ、鳥井さん
彼が信条とする営業3箇条にも
その独特さが表れています
いわく営業には『空虚さ』が
必要だ、と

でもホントは心を熱く燃やしたいんだ

そんな彼はまさに絶体絶命的な
状況で働くことを余儀なくされる
しかし鳥井さんはここで
生き生きと『お仕事』をするんだ

このギャップが面白い!

さて物語は鳥井さんが
新規営業をかけた相手の
得意先(殺し屋会社)と
競合(殺し合い)する展開となる

企業活動する殺し屋という
シチュエーションが新鮮です

ノルマ(2億円)未達成なら、死!
競合に負けたら、殺されてしまう!
まさに前門の虎後門の狼という
スリリングな展開に、手に汗を握る

そんな中であらゆる状況を
営業活動と捉えてしまう
鳥井さんが愉快なんです
クスクスと笑えるユーモアがあります

緩急ある会話シーンも、楽しい

殺し屋会社の
ブラックな営業活動を
ハイスピードで描く物語

こんな会社ホントにあるかも!?

あなたは毎日楽しくお仕事をしていますか?

作品紹介(出版社より)

◎2026年本屋大賞ノミネート◎

◎王様のブランチBOOK大賞2025 受賞◎
(TBS系 毎週土曜日 あさ9時30分から生放送)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大大大反響!! 大大大重版!!!!
テレビ、新聞、ラジオ、雑誌で話題沸騰!

第71回江戸川乱歩賞受賞作
異例の超ハイレベル最終候補作の中で、ぶっちりぎり第1位!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「営業ノルマ」は、2週間で2億円。
稼げなければ、全員まとめて地獄行き。

〈あらすじ〉
営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。
アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。
鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。
目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。

「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」
「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」
「どうしてこんな状況になるまでプロの営業を雇わなかったんですか?」

そう……これは商談なのだ。
研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。

「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」

契約成立。
鳥井は、殺人請負会社に入社することに。
前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。

常識を覆す発想から走り出す、ジェットコースター・ミステリー!

作品データ

タイトル:『殺し屋の営業術』
著者:野宮有
出版社:講談社
発売日:2025/8/29

作家紹介

野宮有(のみや・ゆう)

1993年福岡県生まれ。長崎大学経済学部卒業。
2018年第25回電撃小説大賞で選考委員奨励賞を受賞し作家デビュー。
以降の著書に『愛に殺された僕たちは』『ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人』『どうせ、この夏は終わる』等。「少年ジャンプ+」では漫画原作者として『魔法少女と麻薬戦争』連載中。

野宮有の作品紹介

『マッド・バレット・アンダーグラウンド』2019/4/10
殺し屋の営業術』2025/8/29


Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
ケイチャン
ケイチャン
サラリーマン読書家
年間150冊以上の本(主に小説)を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。食べることが大好きな僕が撮影している「本のある日常風景」と共に、本の紹介と感想のブログをお楽しみください!オススメの本は?この本気になるけど面白い?…など、読む本に迷った方への参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を!」【ケイチャンブックス】よろしくお願いします!一緒に読書を楽しみましょう!!
記事URLをコピーしました