【本の感想】『フォース・ウイング2 鉄炎の竜たち 上』レベッカ・ヤロス｜過去最高に傷だらけのヒロイン
ケイチャン（サカキ ケイ）
ケイチャンブックス
【本の感想】『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 上』レベッカ・ヤロス｜命を賭けて証明する、私の誇りを！
ケイチャン（サカキ ケイ）
【2025年79冊目】
今回ご紹介する一冊は、
レベッカ・ヤロス 著
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 上』です。
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【本の感想】「命を賭けて証明する、私の誇りを！」
ようこそ！ここは竜が飛び、死が日常の異世界
司書を希望していた少女が飛び込む軍事大学での
血と汗と恋の、異世界ロマンス＆ダークファンタジーです
①地獄の入学試験
まず始まるのがここバスギアス軍事大学の入試です
偏差値・・もとい人気NO.1なのが『騎手科』なのだが
危険も断然ナンバーワンで、なんと校舎にたどり着く前に
10数パーセントの入学希望者が死亡してしまうのだ
②容赦ない訓練
晴れて候補生になっても危険は続く
なんとこの学校では気に入らない者を
殺しちゃってもかまわないのだ
格闘技の訓練中にもバンバンと死者が出ます
③恐ろしいドラゴンとのご対面
そしていよいよたどり着く竜たちとのご対面
でも気性の荒いドラゴンのご機嫌を損ねたら
熱火を噴かれてあっとゆーまに、丸焦げです
さてこの試練を乗り越えてヴァイオレットは
見事、ドラゴンライダーになれるのだろうか？
まず良いのが主役のヴァイオレットです
生きの良いヒロインで、危険とわかっていながらも
頭から飛び込んでの正面突破とゆー
無茶苦茶ぶりが、主役ってカンジです
・・たまに毒とか、盛っちゃいますけど笑
危険がいっぱい、というよりは
危険しかない学校生活で気になるのが
２人の正反対な男性です
常に見守り優しい、幼なじみのデイン
命を狙う仇敵ながらも、魅力的なゼイデン
・・いったい、どっちと、どーなっちゃうの？
そして竜との対面の儀式
ここでヴァイオレットは大学
始まって以来の大成果を収めて
大注目される候補生となります
さらに気になる２人のオトコとも
関係性が変化し、ココロも変わる
死と隣り合わせで
恋に向かい合わせの
熱狂の軍事大学生活！
すごいシリーズが始まりました
乗り遅れたら大後悔
さあ、あなたも一緒にヴァイオレットと竜の背に飛び乗りましょう
作品紹介（出版社より）
2025年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位
灼けつくような、恋と死を――
“ロマンタジー”ついに日本上陸！20歳のヴァイオレットは竜の騎手となるため軍事大学に入学する。だがそこは、入学者の大半が命を落とす危険な場所だった！ そんななか彼女は、所属する【第四騎竜団／フォース・ウィング】の冷酷な団長ゼイデンに強く惹かれていく。極限状態の恋と、竜との絆、そして命がけの戦い
作品データ
タイトル：『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 上』
著者：レベッカ・ヤロス
出版社：早川書房
発売日：2024/9/4
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作家紹介
レベッカ・ヤロス
現代ものロマンスなどで15 作以上の著作があるアメリカの作家。アメリカ・コロラド州に暮らす。
2023年に初のファンタジー作品として「フォース・ウイング」を発表、続篇Iron Flame
とともに、世界的なベストセラーとなる。
レベッカ・ヤロスの作品
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 上』2024/9/4
『フォース・ウイング 第四騎竜団の戦姫 下』2024/9/4
『フォース・ウイング2 鉄炎の竜たち 上』2025/4/23
『フォース・ウイング2 鉄炎の竜たち 下』2025/4/23
ABOUT ME
年間150冊以上の本（主に小説）を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。食べることが大好きな僕が撮影している「本のある日常風景」と共に、本の紹介と感想のブログをお楽しみください！オススメの本は？この本気になるけど面白い？…など、読む本に迷った方への参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を！」【ケイチャンブックス】よろしくお願いします！一緒に読書を楽しみましょう！！
