【感想】『JK、インドで常識ぶっ壊される』熊谷はるか|光が強ければ、闇もまた濃くなる

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JK、インドで常識ぶっ壊される|熊谷はるか

ケイチャン

ケイチャン

【2023年58冊目】

今回ご紹介する一冊は、

熊谷はるか

『JK、インドで常識ぶっ壊される』です。

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【感想】「光が強ければ、闇もまた濃くなる」

全てを呑み込む混沌の国インドの
JK滞在記

お父さんの海外転勤先は
え!あのインドなの?
多感な女子高生から見た
知っているようで、みんな全然知らない
インドでの生活です

みなさんはインドって国に
どんなイメージを持っていますか?
まあ、だいたいカレーの国
ですよね笑

憧れのJK(女子高校)ライフが
ぶっ飛んじゃった!

父の海外赴任に付き添い
母と3人やってきたのは
インドのデリー
そこで待っていたのは
日本の常識を丸ごと
ひっくり返すような
圧倒的なインドの多様性でした

「光が強ければ、闇もまた濃くなる」

戸惑うことばかりのインド生活
しかし服装や食事など文化に
慣れるにつれて
『楽しむ』余裕が出てきます

若い女の子が
わちゃわちゃとインドライフを
送る様子が実に楽しいです
多感な頃にいろいろな
経験をしなきゃいけないですね

でもやがて『見ないふり』していた
インドの影の部分に目が行くようになる
それがストリートチルドレンを始めとする
インドの深刻な社会問題でした

同じ人間とは思えない
過酷な環境に身を置く人に
同情し心を痛めることで
成長するJKを描く物語でもあります

しかしせっかく慣れた
インドでの暮らしが
コロナのパンデミックで
吹っ飛んでしまう

中途半端に投げ出さざるを得ない
無念と悔しさが伝わりました

さて僕も大学生の時に
バックパッカーとして
2ヶ月ほど
インドを旅したことがあります

強烈な体験でした

ハイになったあまり
ガンジス河に飛び込んでしまうほど
(むろん直後に病気になり、
1週間で10キロ瘦せましたがww)
インドにハマりました

行かなきゃわからないことが
この世にはたくさんあります

みなさんも是非いちど
インドに訪れてみてくださいね

作品紹介(出版社より)

普通の女子高生が、突然インドへ引っ越すことに。豊かな人が車を走らせる横で、1台のバイクに4人乗りする家族。スラムでの出会い。格差社会の光と影を描く女子高生視線のインド滞在記。普通の女子高生が、突然インドで暮らすことに!
タピオカもプリクラもない国で、JKが見たものとは?

日本でキラキラのJKライフをエンジョイするはずだった。
だけど、突然一家でインドに移ることに。
制服での映え写真。放課後はタピオカ片手にガールズトーク。
そんなアオハルを夢見ていたけど……。

「ごはんはカレーしかなくて、汚くて、治安が悪い」
そんなイメージしかないまま始めたインドでの生活はおどろきの連続。

「あったかくて鮮やか」。インドのイメージは、一変した。
外国人にもフレンドリーなひとびと。多様な食文化。
心躍る豊かな出会いの一方で、折れそうな腕を伸ばし車窓をノックする物乞いの姿。
そして、高校生活のなか出会ったスラムの子どもたち――。
目に見える格差、目に見えぬ不条理。ステレオタイプの真相。光と影。内と外。
何も知らない女子高生だからこそ見えた景色があった。
日本の快適な暮らしに慣れ切ったJKによる、おかしくて真面目な「エモい」インド滞在記。

時代はバブル全盛に。東京本社に栄転が決まった望月と結婚した佳那(かな)は、ヤクザの山鼻の愛人・美蘭(みらん)のてほどきで瞬く間に贅沢な暮らしに染まっていく。一方の水矢子(みやこ)は不首尾に終わった受験の余波で、思いがけない流転の生活がスタートする。そして、バブルに陰りが見え始めた頃、若者たちの運命が狂い出す……。

作品データ

タイトル:『JK、インドで常識ぶっ壊される』
著者:熊谷はるか
出版社:河出書房新社
発売日:2021/12/24

作家紹介

熊谷はるか (くまがい・はるか)

2003年生まれ。高校入学を目前に控えた中学3年生で、父親の転勤によりインドに引っ越す。
インドで暮らした日々を書籍化すべく「第16回出版甲子園」に応募、大会史上初となる高校生でのグランプリ受賞。
2021年6月、高校3年生で帰国。

熊谷はるか の作品

JK、インドで常識ぶっ壊される 』 (2021/12/24)

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