【感想】『民間人のための戦場行動マニュアル もしも戦争に巻き込まれたらこうやって生きのびる』 |装備も、心も、戦争にそなえねばならない!

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民間人のための戦場行動マニュアル:もしも戦争に巻き込まれたらこうやって生きのびる

ケイチャン

ケイチャン

【2022年69冊目】

今回ご紹介する一冊は、

『民間人のための戦場行動マニュアル もしも戦争に巻き込まれたらこうやって生きのびる』です。

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【感想】「装備も、心も、戦争にそなえねばならない!」

戦場サバイバル読本

ロシアによるウクライナ侵略の映像はショッキングですよね
もしも僕たちの街が戦場になってしまったらと想像すると
夜も眠れず昼も落ち着かない気持ちになります

ところで僕はウクライナの様子を見て
地下シェルターが備えてある住宅が多いのに驚きました
冷戦の遺産ということで、そもそも戦争への備えと意識が
平和ボケな日本と違うのですね

「装備も、心も、戦争にそなえねばならない!」

本書はもしも戦争が起こった時、民間人がとるべき行動を記した内容となっています

戦争前夜
他国の侵攻開始
そして占領下で
私たちがとるべき行動を豊富なイラストを添えて
分かりやすく説明しています

たいへん興味深い

本書を読んで、僕は山を買おうと決心しました
そして目立たない小屋を建てて
さらに山中に横穴を掘ります
自分と家族を守るために!

あなたはその時に備えて
どんな準備をしますか?

作品紹介(出版社より)

戦争で起こるさまざまな危機にどう対処するか?
本書は、民間人が戦場で生き残るための戦場サバイバルマニュアルです!

もしも戦争に巻き込まれたら、あなたは生き残る方法を知っていますか?
テロやさまざまな工作による国内治安の悪化から、弾道ミサイル、空爆、
そして占領下での行動、自身に向けての発砲まで、

これら戦争で起こりうるさまざまなリスクに対して、どう対処すればいいのか?
本書は、自衛隊のサバイバル及び戦闘訓練教官を務めた著者が、
戦場でのそういったリスクに対する自助方法を解説する、戦場サバイバルマニュアルです。

いまや、戦争だけでなくテロや暴動・クーデターなど
さまざまな動乱に巻き込まれる危険性は決して低くはありません。
自身だけでなく、大切な人を守らなければならないとき、
本書は必ず役に立つはずです。

※本書は特定の国を想定しているものではなく、架空の戦場を想定した戦場サバイバルマニュアルです。
ただし、一部に日本を例とした言及がありますが、あくまで内容の補足を目的としたものです。

■目次抜粋
STAGE 1 開戦前
●開戦。そのとき何が起こるのか
現実味を帯びる開戦
戦争時に考えられる展開 ほか
●開戦前に準備しておくべきこと
戦争の匂いを感じ取る
オープンセキュリティサークルという考え ほか

STAGE 2 ゲリラ攻撃とテロリズム
●ゲリラ・テロ攻撃のおそれ
国内に混乱を生じさせる
ゲリラ攻撃とテロ攻撃の標的 ほか
●ゲリラ・テロ攻撃に遭遇しないために
人が集まる場所に行かない
日頃からベースラインを意識する ほか
●ゲリラ・テロ攻撃に遭遇してしまったら
「RUN」「HIDE」「FIGHT」という基本原則
最後は戦うしかない ほか

STAGE 3 開戦
●弾道ミサイルが飛んできた
弾道ミサイルとは?
ターゲットになりやすい場所は? ほか
●弾道ミサイルが着弾したら
恐ろしい爆発の衝撃波
ミサイル着弾現場の混乱 ほか
●航空機による爆撃
現代の空爆の意味
空爆のおそれがある場所から距離をとる ほか
●恐るべきNBC兵器
NBC兵器とは
核攻撃に対応する ほか

STAGE 4 占領
●敵軍上陸
上陸のシナリオ
まずは精鋭部隊が密かに上陸 ほか
●占領下での生活
占領下での暮らし方
治安の悪化 ほか
●降伏する技術
敵意がないことをアピールする
捕虜や捕らわれた民間人の扱い ほか

STAGE 5 戦場を生き抜く技術
●戦場で何が起きるのか
想定される攻撃
使われる武器 ほか
●戦場の行動学
銃撃を受けたら
4秒待ってから、次の行動を決める ほか
●戦場の歩き方
移動は徒歩か車か
歩くルートを決める ほか
●戦場で生活する
戦場でサバイバルするという状況
命を守る優先順位 ほか

作品データ

タイトル:『民間人のための戦場行動マニュアル もしも戦争に巻き込まれたらこうやって生きのびる』
出版社:誠文堂新光社
発売日:2019/6/17