ケイチャン
今回ご紹介する一冊は、
万城目学 著
『ヒトコブラクダ層ぜっと』上巻 です。
もくじ
【感想】「おもちゃ箱をぶちまけたようなストーリー展開!」
うふッもうね、僕はね
わけがわからないんだ万城目学はさ
流星の墜落によって
運命を狂わされた三つ子たち
責任感が強く
こうと決めたら一直線
中卒で働き兄弟を支える
頼れる長兄の梵天(ぼんてん)
クールな優等生
抜群の語学力で大学院に進む
3兄弟の知性担当
女性にモテる次男の梵地(ぼんち)
けれど考古学オタク
とくにメソポタミア文明が大好き
その運動神経はオリンピック級
ケガで挫折して
やさぐれちゃってるけど
根は素直な
対人格闘戦は無敵な末弟の梵人(ぼんど)
だけど考えるより早く口にしちゃう
おしゃべりなヤツ
冒頭
ああ!特殊能力モノね
どーせ超能力で無双の大活躍
強いね、すごいねってヤツでしょ!
なんて軽く思っていたら・・
え!?ナニコノ、奇想天外な展開??
猛きライオンを使役する
碧きラピスラズリを纏った
女性に導かれてゆくは
戦乱収まらぬ難治 イラク
そこで待ち受けていたのは
遥か古代の遺跡・・
というところで上巻は終わるのですが
驚天動地のストーリー展開に
きっと、あなたは
「なんじゃこりゃあ!」と
驚愕するでしょう
作品紹介(出版社より)
万城目ワールド、
ついに海を越えて世界へ!
梵天、梵地、梵人(三つ子)。その特技は
泥棒、恐竜化石発掘、
メソポタミア、未来予知。
彼らが向かった先(イラク)に待つものは!?
貴金属泥棒で大金を手にした三つ子の前に、ライオンを連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は急転する。わけもわからず向かわされた砂漠の地で、三つ子が目撃する驚愕の超展開とは!? 稀代のストーリーテラー・万城目学が挑む、面白さ全部載せの物語。アクションあり神話ありでどのページからも目が離せないジェットコースターエンターテインメント!
ありえないほど壮大 × 呆れるほど予測不能
作品データ
タイトル:『ヒトコブラクダ層ぜっと』上巻
著者:万城目学
出版社:幻冬舎
発売日:2021/6/23