今回ご紹介する一冊は、
島田雅彦 著
『スーパーエンジェル』です。
もくじ
【感想】
全知のアルゴリズムAI マザー
全能の機械神に世界を委ねたそこは・・
思考を放棄した役人どもは
今を彷彿させます
異端のロボットが作り上げたのは
「カオスマシーン」
それは現実と対になる非現実を
具現化するもの
死者も生者も等価となる世界
AIのもたらすユートピアに
反旗を翻す
近未来の物語です
確実に訪れるシンギュラリティで
あなたは、誇りと責任を持った
夢見る人であり続けることが
出来ると思いますか?
作品紹介(出版社より)
全知全能のアルゴリズム=マザーに支配され、
生まれながらに階級で選別されて生きる人類。
異端の少年と中古アンドロイドが世界を変えるSF冒険物語総合プロデュース・指揮:大野和士 台本:島田雅彦 作曲:渋谷慶一郎
子どもたちとアンドロイドが創造する、まったく新しいオペラを小説化!何も知らない人はいう。パンドラの箱を開けるなと。でも蓋は開けるためにあるんだよ。
希望はここにしかないんだよ。ある学園の卒業式。卒業生たちは15歳になると適性検査で選別され、全知全能AI「マザー」の管理下に置かれる。
アキラは判定により開拓地に送られることになり、教育係のヒューマノイド型AI「ゴーレム3」と出会う。
ゴーレム3はアキラとの深い心の交流を通じ、恋の切なさや夢見る力を感じとりながら、
世界の秩序を覆す、とてつもないものを創り出そうとしていたーー。
作品データ
タイトル:『スーパーエンジェル』
著者:島田雅彦
出版社:講談社
発売日:2021/7/28
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