【本の感想】『成瀬は都を駆け抜ける』宮島未奈|成瀬がいれば毎日が、尊い!

【2025年142冊目】
今回ご紹介する一冊は、
宮島未奈 著
『成瀬は都を駆け抜ける』です。
【感想】「成瀬がいれば毎日が、尊い!」
京大生となった成瀬あかり
・・今度は何を極めるの?
成瀬とゆかいな仲間たちの
尊い日常を描く物語です
成天シリーズ3作め
京都大学の1年生となった
成瀬あかりちゃん
びわ湖大津観光大使を務め
順風満帆な毎日ですが
まだまだやり足らないようす
新しい友達を作り
変なサークルに入り
簿記資格にチャレンジし
さらにやりたいこととは?
わたしは京都を極めようと思う!
京都の名所100箇所を
巡ると宣言する、成瀬
そんな彼女は周りの人に
どう思われているんだろう?
成瀬の周りの人物たちが
バトンを繋ぐように主人公を勤め
成瀬との逸話を語る形式の本作
どの主人公から見ても
同じ姿の成瀬はスゴイ
自分があるって素晴らしい
成瀬を語る他のメンバーも
それぞれに個性的です
モブキャラなんていない
ステレオタイプな奴もいない

それぞれのキャラに作者の愛情を感じます
どのキャラも安心できます
そして最終話で100名所を
コンプリートした成瀬は
たくさんの友人に囲まれて
にこやかな祝福を受けます
とても爽やかなエンディング
読めば心が軽やかになり
爽やかな薫風を感じるような
唯一無二の青春小説でした
成瀬を愛せずにはいられません
ただ残念なのは・・
この作品で成瀬シリーズが
完結らしいということ

もっと成瀬を読みたいよ!と
みなさんも思うことでしょう

また成瀬にあえる日が来ると
僕は信じて待ってます
作品紹介(出版社より)
高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber……。新たな仲間たちと出会った成瀬の次なる目標は“京都を極める”! 一方、東京の大学へ進学した島崎みゆきのもとには成瀬から突然ある知らせが……!? 最高の主人公に訪れる、究極のハッピーエンドを見届けよ!
作品データ
タイトル:『成瀬は都を駆け抜ける』
著者:宮島未奈
出版社:新潮社
発売日:2025/12/1
成瀬シリーズ前作も是非読んでみてください↓
タイトル:『成瀬は信じた道をいく』
著者:宮島未奈
出版社:新潮社
発売日:2024/1/24
タイトル:『成瀬は天下を取りにいく』
著者:宮島未奈
出版社:新潮社
発売日:2023/3/17
作家紹介
宮島未奈 (みやじま・みな)
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。
2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。
2021年「ありがとう西武大津店」で第20 回「女による女のためのR-18 文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』がデビュー作。
宮島未奈の作品
『成瀬は天下を取りにいく 』2023/3/17
『成瀬は信じた道をいく』2024/1/24
『婚活マエストロ』2024/10/25
『それいけ!平安部』2025/4/16
『成瀬は都を駆け抜ける』


