【本の感想】『シークレット・オブ・シークレッツ 下』ダン・ブラウン|誠実さが、敵を味方にする鍵となる

【2026年17冊目】
今回ご紹介する一冊は、
ダン・ブラウン 著
『シークレット・オブ・シークレッツ 下』です。
【感想】「誠実さが、敵を味方にする鍵となる」
巨大な陰謀に巻き込まれたラングドン教授が
選ぶ手段は・・反撃だった!!
魅惑の古都プラハを舞台とした
追走と逃走を描くスリリングな物語です
科学も宗教も目指す先は、同じなのか?
消えた恋人のソロモン博士と合流し
プラハの地下に築かれた『界域』に
侵入を果たしたラングドン教授
いよいよ謎の真相に近づいてゆく
禁断の実験室『界域』のスケールがデカい!
しかし追走する巨大組織の手も
いよいよ2人に近づいてくる
圧倒的な組織力を誇る、敵が
追い詰めてくるんだ
事態をさらに混沌とするのが
守護者『ゴーレム』の存在です
敵か味方か、そもそもお前は
誰なのか?
判然としない敵と味方のなか
ラングドン教授が見出す
活路の鍵は、誰だ?
逆転のキーマンとなるのが
『準主役級』の登場人物たちです
とくに在チェコ・アメリカ大使の
ハイディ・ネーゲルの存在が光る
有能にして誠実な彼女が味方となる
もう1人が悲しい人体実験の被験者
サーシャちゃんの守護者を自認する
『ゴーレム』です
彼(彼女)は何者なのか?

ミステリー要素にグッと引き込まれます
興味をそそる科学教養
本シリーズの魅力のひとつが
テーマとする科学の『うんちく』です
今作の『脳』と『意識』の最新研究に
興味が尽きません
そして終章で語られる、死後の世界は
宗教で得られる、救済のようでした
死んだ後にこんな世界があるのなら
もう死を恐れる必要はないでしょう

また本作の結末も敵勢力との許しと共存で終わったことも
未来に開けるような希望あるハッピーエンドでした
魅惑の古都プラハで繰り広げられる
息つかせぬスリリングな逃走劇

『脳』と『意識』のテーマも興味深い、極上のエンターテインメント作でした

僕もいつかプラハに聖地巡りへ行きたいな
作品紹介(出版社より)
『ダ・ヴィンチ・コード』著者8年ぶり最新刊。ラングドンが帰ってきた!
象徴学を専門とする著名な大学教授ロバート・ラングドンは、プラハを訪れていた。最近恋仲になった気鋭の純粋知性科学者キャサリン・ソロモンの講演を聴くためだ。講演でキャサリンは、人間の意識にまつわる驚くべき発見について解説した著書を発表予定だと話した。しかしそれは、何世紀にもわたって人々が信じてきた通念を脅かしかねないほど斬新な内容だった――。
残忍な殺人事件が起こってラングドンは大混乱に巻き込まれ、キャサリンは原稿とともに突然姿を消す。物語がロンドン、ニューヨークへとひろがるなか、ラングドンは懸命にキャサリンをさがしながら謎を解明していく。そして、未来の科学や謎めいた伝承と苦闘したすえに、ある秘密のプロジェクトに関する衝撃の真実を知る。それは、人間の心についての常識を根底から覆すものだった。
作品データ
タイトル:『シークレット・オブ・シークレッツ 下』
著者:ダン・ブラウン
出版社:KADOKAWA
発売日:2025/11/6

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タイトル:『シークレット・オブ・シークレッツ 上』
著者:ダン・ブラウン
出版社:KADOKAWA
発売日:2025/11/6
作家紹介
ダン・ブラウン
1964年6月22日生まれ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州出身のベストセラー小説家。
2003年に発表した『ダ・ヴィンチ・コード』が世界的な大ベストセラーを記録。
ダン・ブラウンの作品紹介
『ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下』2006/03/10
『デセプション・ポイント 上・下』2006/10/25
『パズル・パレス 上・下』2009/03/25
『ロスト・シンボル 上・中・下』2012/08/25
『インフェルノ 上・中・下』 2016/02/25
『オリジン 上・中・下』 2019/03/23
『天使と悪魔 上・中・下』2006/06/08
『シークレット・オブ・シークレッツ 上』2025/11/6
『シークレット・オブ・シークレッツ 下』2025/11/6


