極悪な読後感がクセになる!真梨幸子おすすめ作品6選 【イヤミスの女王入門ガイド】
極悪な読後感がクセになる!真梨幸子おすすめ作品6選
【イヤミスの女王入門ガイド】

はじめに

「読んだら嫌な気持ちになる——なのになぜかまた読みたくなる」

そんな不思議な中毒性を持つ作家が、真梨幸子さんです。

こんにちは、ケイチャンです。
名古屋で働くサラリーマンをしながら、年間150冊以上の本(主に小説)を読んでいます。

今回は、ボクが心から推している作家・真梨幸子さんの魅力と、おすすめ作品を6冊ご紹介します。
「どの本から読めばいい?」と迷っている方に向けて、入門編から上級編まで難易度別に整理しました。

真梨幸子はどんな作家?

1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。
2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』が累計60万部を超えるベストセラーとなり、「イヤミスの女王」の異名を持ちます。

真梨幸子作品の4つの特徴

① 信頼できない語り手たち
登場人物は全員嘘つきです。自分の都合の良いことしか言わず、都合の悪いことは隠してしまうので、まったく信用できません。「こいつは嘘をついている!」と思いながら読み進めるのがコツです。

② 大胆なミスリード
読者を騙すために張り巡らされた叙述トリックが反則級。作者は常にボクたちを騙そうとしています。注意を怠ってはいけません。

③ ちゃんとミステリーしている
犯人は最初から登場しています。由緒正しいミステリー小説としての構造もしっかりしているので、読み終えてから「あそこで気づけた!」という再読の楽しさもあります。

④ 極悪なラストシーンのカタルシス
みなさんが思った以上の極悪な結末が待っています。「なんて酷い終わり方なんだ!!」という感情が吐き出されて、見事なカタルシスを味わえます。これが気持ちいいんです。

【入門編】まずここから読もう!↓↓↓↓↓

①|『シェア』真梨幸子

こんな人におすすめ

真梨幸子入門・ミスリードの気持ち悪さを体験したい人

「ミスリードされる気持ち悪さが、キモチイイ」——これが全てを語っています。
シェアハウスという現代的な舞台を使いながら、真梨幸子お得意の「誰も信用できない」構造が炸裂。
比較的読みやすく、真梨ワールドへの入口として最適な一冊です。

詳しい感想はこちら
『シェア』真梨幸子 あらすじと感想|ミスリードされる気持ち悪さが、キモチイイ
『シェア』真梨幸子 あらすじと感想|ミスリードされる気持ち悪さが、キモチイイ

②|『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』真梨幸子

こんな人におすすめ

真梨幸子ワールドにどっぷりハマりたい人・ゾワゾワする読後感が好きな人

「さっちゃんて誰?未来のキミさ」——このタイトルとサブタイトルだけで鳥肌が立ちます。
「誰が誰で何が起きているのかわからない」真梨幸子構造が全開の一冊。
読み終えてから答え合わせをしたくなります。

詳しい感想はこちら
『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』真梨幸子 あらすじと感想|さっちゃんて誰?未来のキミさ
『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』真梨幸子 あらすじと感想|さっちゃんて誰?未来のキミさ

【中級編】真梨幸子ワールド全開!↓↓↓↓↓

③| 『ノストラダムス・エイジ』真梨幸子

こんな人におすすめ

オカルトと人間心理が絡み合う物語が好きな人・90年代を知っている人

「オカルトは信じたいから、信じちゃう」——人間の信じたいという欲求を巧みに描いたイヤミスです。
ノストラダムス予言ブームの90年代を背景に、集団心理の怖さが描かれます。
あの時代を知っている世代には特に刺さる一冊。

詳しい感想はこちら
『ノストラダムス・エイジ』真梨幸子 あらすじと感想|オカルトは信じたいから、信じちゃう
『ノストラダムス・エイジ』真梨幸子 あらすじと感想|オカルトは信じたいから、信じちゃう

④| 『教祖の作りかた』真梨幸子【2024年下半期ボク的10選】

こんな人におすすめ

頭がおかしくなりそうな狂気のイヤミスが好きな人

家族の危機を救うため息子を教祖にしよう!というトンデモ計画から始まる、極悪のイヤミス。
ループする悪夢と狂気の展開に、読んでいる間ずっと正気を保てるか不安になりました。
「ボク的10選」に選んだ真梨幸子作品の中でも最高傑作です。

詳しい感想はこちら
『教祖の作りかた』真梨幸子 あらすじと感想|ループする悪夢と狂気、極悪のイヤミスを召し上がれ
『教祖の作りかた』真梨幸子 あらすじと感想|ループする悪夢と狂気、極悪のイヤミスを召し上がれ

【上級編】真梨幸子の深みへ↓↓↓↓↓

⑤| 『ウバステ』真梨幸子

こんな人におすすめ

老後の不安を煽られたい人・終活イヤミスという新境地を体験したい人

「頼りになるのは、やっぱりお金です」——老人ホームという絶望郷を舞台に、夢も希望もないおひとりさまの老後を描きます。
イヤミスの女王が描く老後が快適なはずがない。読んだあと、貯金通帳を見たくなりました笑

詳しい感想はこちら
『ウバステ』真梨幸子 あらすじと感想|頼りになるのは、やっぱりお金です
『ウバステ』真梨幸子 あらすじと感想|頼りになるのは、やっぱりお金です

⑥| 『フジコの十ヶ条』真梨幸子

こんな人におすすめ

登場人物全員が身勝手な嘘つきの物語が好きな人

「登場者は全員、身勝手な嘘つき」——真梨幸子ワールド全開のイヤミスです。
誰を信じればいいのか全くわからない展開が続き、読んでいるうちに自分まで疑心暗鬼になってきます。
読後の「え、じゃあ全部嘘だったの?」という感覚がたまりません。

詳しい感想はこちら
『フジコの十ヶ条』真梨幸子 あらすじと感想|登場者は全員、身勝手な嘘つき
『フジコの十ヶ条』真梨幸子 あらすじと感想|登場者は全員、身勝手な嘘つき

まとめ:どこから読む?

はじめて真梨幸子を読むなら、入門編の『シェア』『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』から。
ある程度慣れてきたら、ボク的10選選出の『教祖の作りかた』へ進んでください。きっと真梨幸子の虜になります。
イヤミスの沼へようこそ!一緒に読書を楽しみましょう!!

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ケイチャン
ケイチャン
サラリーマン読書家
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年間150冊以上の本(主に小説)を読む、名古屋で働くサラリーマン【ケイチャン】です。ミステリー・サスペンス・イヤミス・恋愛小説を中心に、本の感想とおすすめをご紹介しています。「読む本に迷ったとき」の参考になれば幸いです。好きな言葉は「花には水を、人には愛を!」一緒に読書を楽しみましょう!!
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